こんにちは!sunaoです。
私の息子は、漢字ができない小学4年生です。
学習障害、読み書き障害グレーゾーンと呼ばれるタイプです。
小学生なので、日々学習が進んで行きます。
できないできないと悩んでいる間に、できない漢字が増え周りが進んでいく…だったら一つでも”できる”を増やそう!という思いから、「ママドリル」を始めました!
「ママドリル」は、今や何代目か分からないくらい試行錯誤を繰り返していて、気がつけば1年近く月日が経過していました。
その間、うまくいかない!こんなんじゃダメだ!を、何度も繰り返しました…(涙)
嬉しいことに、ついに!
ママドリルについて、質問をいただきました。
はっ!としました。うわぁーそうだった!
私もこれら全て悩んで、どうしたらいいかを順にクリアしたんだった!
きちんと解説できていなかったことを反省し、
誰かの役に立つことを願いながら、質問にお答えしていこうと思います。
質問1 どこから始めればよいのか?
小学4年生も後半にさしかかり、できない漢字だらけ。
4年の始めから?今学校で習っているとこから?
どこから始めるのが良いの?
確かに、どこからでしょう?
私がおすすめするのは、「お子さんが次に習うところから」です。
一緒に学習していくとわかるのが、間違った状態で覚えてしまうと修正が非常に難しいこと!
私も、熟語を覚えさせようと小学1・2年の漢字を一緒に学習したのですが、学習して1〜2週間は確認テストをしても書けているんです。いぇーい、やったー!もちろん、大喜びです。
なのに、ひと月もすると元の間違った漢字を書くのです。それは面白いくらいに(笑)
だから、なるべく新しい漢字はお家で正しく覚えよう!
先取りしていたのに、学校の授業に追いつかれた or ぬかされたとしたら…?
なるべく、先取りをキープします。
そのためには、飛ばしてしまう漢字もあります。それでOKだと思います。
大概の人は、こんなランダムにやるの気持ちが悪いと思います。
でも、気持ちが悪いのは親の方で、子ども達はそうでもないと思います。
ただし、やったところ、やってないところを親は管理して、余裕のある時に、飛ばしたところに戻って学習してあげると良いと思います。
間違って定着してしまう前に、お家で正しく学習するという意味でも!
実は私も、二つ前の単元は、学校に抜かされたためまったく手をつけてません。この件について、息子、少し不安そうです(笑)
ま、完璧な親なんていませんからね!
テストを目標にする。
息子の学校は年に数回、基礎テストというものが行われます。
「漢字」と「計算」のテストです。
範囲が決まっているので、「基礎テストを目標にしながら、新しい漢字を中心に学習をしている」というのが、現状です。
なので、ミニテストでもなんでも、ここに向けて!という何かがあれば、そこを目指して集中的に学習してみるのはおすすめです。
学習した結果についてですが、達成感を感じることができれば、OKとしてあげて欲しいです。
点数が何点であろうと、子どももお母さんも達成感を自信につなげれるようになるのが、私の願いです。その気持ちが、学習を継続した先に強みとなり、学習の効率も格段にあがると思うんです。
息子の場合ですが、前期の基礎テストでは、できそうな漢字だけ(まったくできなさそうな漢字は手をつけず)をみっちり学習して挑みました。
その結果、学習した漢字は8割がたできていました。
とはいえ、実は範囲の半分程度しか学習していなかったのです。
テストの点は40点程度でしたが、息子は「ママといっしょに勉強した漢字は全部かけた!」と自信満々に報告してくれました。
ママと学習をしたものが範囲すべてと思っていた息子は、結果をみて、ショックを受けはしたものの、「次もがんばる!」と言ってくれました。
できない事実を受け入れ、ママと一緒に勉強すればできるようになる。という自信が、今の私たち親子の支えだと思います。
信頼関係。たぶん。今後、反抗期でコテンパンにやられたら、どうしよう…(涙)
質問2 どの部分を一人で学習しているのか?
朝、出勤する前にこのように全てをセットして出かけます。
つまり、今日の課題として私が準備したこれら全てを、息子は一人で学習します。
学童に通わなくなった小学4年の4月から、息子は、ママが毎朝準備する書き置きに沿って、
1.宿題
2.スマイルゼミの今日のミッション
3.ママドリル
をやるのが約束です。
ご褒美は5時をすぎればできるゲーム(2時間まで)。
ズバリ!ママドリルは、お仕事で留守にしているお母さんがいなくてもできるように!と思って作った自宅学習なのです。
だから、コツさえつかめば、小学4年生ならきっと一人でできるはず!
息子の習い事の日は、宿題だけにしたり、宿題とスマイルゼミだけにしたり…疲れているときは、宿題以外はやらなくて良いといったように、
最近は必ずやらないとダメ!っていう気負いは、まったくなしで向き合っています。そうしないと、私も疲れてしまいます。
「絶対」や「必ず」は、ちょっと横に置いておいて、長期戦で取り組む覚悟でがんばりましょう!
めげずに、忍耐強く…言い換えるとしつこく継続をしてきた結果、ちょっと、ほんのちょっとですが、学習の効果が現れ始めているように思います。
まだ、新芽が出た程度ですが(笑)
質問3 筆順アプリを使って、子どもが自分で漢字を出せない。
タブレットやパソコン、iphone、どの端末を渡しても、文字入力をしたい時は、(いつどこでどうやって学んだのか知りませんが)音声入力をしています。
最初(小学3年)は、へー賢いじゃん。と、思っていましたが、学校でローマ字を習い、まったくできないというのに、ゲームのアプリを探すのに音声を入力している様子を見て、イラッとしました。
”音声入力している場合じゃないんじゃない?!”
”音声入力禁止令”を出したのは、小学4年に入ってからですが、結局未だにローマ字入力はできてません。
今は禁止令があるので、ほとんど音声入力をしなくなりましたが、筆順アプリが嫌にならないためにも、慣れるまでは
1.音声入力
がオススメですね。
手軽にできるのは、
2.手書き認識
だと思います。息子も結構使ってます。しかし、
きちんと読み取ってくれず、まったく違う候補がたくさん出てしまい、イラッとしている様子もたまに見かけます。
3.日本語(ひらがな)入力(器用にフリックしてます)
ローマ字入力ができないなら、日本語入力で良いと思います。
やりたくない!とならない方法でできるのが一番です。
息子流、筆順アプリの使い方
1.指でなぞります。
赤で表示される部分を、順に指でなぞります。
わからなくなったら、三角の戻るボタンで一画ずつ戻ることができます。
2.[筆順]ボタンを押します。
筆順が出るので、目で確認します。
これは、息子が選んだやり方です。
人によっては、
筆順を先に見てから、指でなぞるのが良い人もいると思います。
指よりもペンの人も。
ちなみに、息子は「手と目の協応」が年長〜小学1年レベルです。当然、指が良いのです。
ぜひ、色々試してみてください。
最後に、
ショックな時は、笑います。それもsunao流です。
こんな不思議現象を起こす息子って、面白い!
こんなことになっちゃうの、面白い!
こんなにできないの、もー笑える!
「継続は力なり」学習において、この言葉は真実だと思います。
しかし、継続して、母が自身の子と向き合うためには、「できない状況を面白いと思えること」結構重要だと思うんです。
この言葉は受け売りです(笑)
スクールカウンセラーの先生に、大笑いしながら、呆れるくらい漢字ができないことなどについて相談をしていました。すると、「◯◯くんのことを、面白いと思ってもらえたら勝ちです!」と言われたのです。
その時はやったーほめられた!と思った程度だったのですが、息子と二人で学習を続ければ続けるほど、「面白がる」の重要さを感じるのです。
とはいえ、もちろん私は、本気で息子と喧嘩をします。激しく言い争いをします。ノドが枯れるほど、激怒したりもします。
まあ、それはそれとして、このこんなにも漢字ができない、こんな風に間違ってしまう、私にはとってもできない不思議現象を巻き起す息子たちを、一度面白いものとして捉えてみて欲しいなあ…と思うのです。