やらせたい、できない…わかっちゃいるけどイラっとする、忍耐力を試される?!

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今日は、柔道の大会です。

とても晴れやかな天気です。

私が選手だったら、清々しい気分で気合い入りそうな雰囲気ですが…。

息子、欠場です。

だって、背骨の頚椎を3か所も圧迫骨折しているのですから。

まだ骨折して、ひと月。

痛みは弱くなりましたが、まだ完全に固まっていない状況。無理はさせたくないと思っていますが、道場以外にも柔道の総本山で練習を重ね、この日を目標にしていたところだったので、すごく悔しくて悲しくて、せめて一試合だけでも…と思わずにいられません。

結局、前の日の夜、私も息子も「出たい、怖い(また怪我をしてしまうのが)」「出れる、出れない」の言い争いを繰り返し、怒鳴りあい!

欠場が正しい選択とわかっていても、弱気な発言をする息子にイラっとしたり、期待しすぎて試合に出れないことを認められない、大人気ない私自身にさらにイライラ…まー大半は八つ当たりですね。

ごめんよ、息子。

息子は出たいと思っています。

ギリギリまで出る気でいたと思います。

そう、やる気なんです。

それに対し私は、言葉では"固まりきっていない状況の時に、本気の選手とぶつかり合ったら圧迫がひどくなるかもしれない。神経を傷つける結果になるよりは大事を取ろう"そう言って諦めさせたくせに、諦めた後も本人の口から”やりたい"と言わせることで、ぽっかりと空いた気持ちを満たしたいと思ってしまったのです。

悔しいのは本人です。

試合が始まると、会場にいるのに畳に立てず、相手が不戦勝になるのを見ているだけ…勝てそうな相手だったらなお悲しい。

でも、一度出ないと自分の中で理由付けをして決心した息子は、家を出てから一度も「出たい」とか「出たかった」と口にしません。

切り替えが早い息子とウジウジの母…情けないですね。すでに気持ちを切り替えてしまっている息子に、切り替えられない私は…結局は自分を慰めるためでしかないのかもしれませんが、

「春の大会では万全の体制で上を目指そう!」

とつぶやくのでした。

子どものことになると、親は自分のことのように…いいえ、それ以上に心が痛んだり、激しい感情にとらわれることを身をもって知りました。

そして、もっと耐えたり切り替えたりできないと、これから先、子どもたちが悔しい時に支えになってあげれないなぁ…と、反省をするのでした。

ホント、まだまだですなぁ(〃ω〃)