こんにちは!SUNAOです。
算数障害なのか、どうなのか?
いずれにせよ、あっちもこっちもできないと泣かれると、
さすがに心が折れそうです(笑)
「がい数」でパニックを起こしていた息子、
ゆっくりと自分のペースで学習を始めました。
「がい数」まずはこの2点を理解しよう!
1.「がい数」ってなんだろう?
おおよそ、およそ、だいたい、約といった、言葉の意味を教えるところから始めました。
息子は、日常的に使われる言葉でさえ、理解ができていないと指摘されたばかり。
辞書を片手に、意味も間違いなく伝えてあげます。
すると息子から、「おおよそとおよそは違うの?」
そんな小さな疑問が大事です。少しずつ会話を広げていきます。
さらに、例え話を使って、興味を引きます。
「◯ャンプは270円、だいたいいくら持って買いに行く?」
とか、そんな程度ですが(笑)
日常的にありそうな話だと、真剣に考えてくれます。
2.四捨五入を理解する
「四を捨てて、五を入れる」
実は四捨五入って、四文字熟語みたいだけど、意味は見たままなんだよ。と教えたら、息子はこの言葉を丸ごと覚えました。
つまり、”4より小さい数は切り捨てて、5より大きい数は繰り上がる”ということなのですが、この言葉と一緒に意味を丸ごと頭に取り入れたようで、
「四を捨てて、五を入れる」と口に出しながら四捨五入をする様子は、ちょっとかわいかったりするのです(≧∇≦)
「がい数」の出題例を整理してみると?
さて、「がい数」の問題にはどんなものがあるのか?
息子に教えるために、色々と調べました!
結果、5パターンありました(^-^)v
(さらに、がい数の計算があります。)
4.◯万にする・◯万◯千にする
5.〔 〕の位で
1.〔 〕の位まで
問題1 四捨五入して「千の位」までのがい数にしましょう。
「千の位」までといわれたら、一つ下の「百の位」を四捨五入します。
「百の位」まで といわれたら、「十の位」を四捨五入…と、
一つ下の位を四捨五入します。
手順1 「千の位」を見つけます。
私はこの時、千の位と百の位の間に線を引いて区切ります。
手順2 区切り線より下が「0」になります。
手順3 区切り線より下を「0」にするために、一つ下の位(百の位)を四捨五入するんだよ!
と話しました。
私がフォローをしながらしばらく学習を続けました。
一人でできるように、
手順4 目印をつけることにしました。
私は千の位と百の位の間に線を引きましたが、「手と目の協応」が5〜6才レベルの息子にとって、数字と数字の間に線を入れるのは難しいと、自己申告されたので、これはNG。
息子は四捨五入するところにチェックを入れることを自分で決めました。
手順5 四捨五入する場所がわかったら、「四を捨てて、五を入れる」です。
2.上から〔 〕けた
問題1 四捨五入して、上から1けたのがい数にしましょう。
上からとは、一番大きい数から数えて…ということ。
つまり、上から1けたは、
一番大きい数を指します。
手順1 上から1けた(=一番大きい数)を見つけます。
私はこの時、上から1けたと2けたの間に線を引いて区切ります。
手順2 区切り線より下が「0」になります。
手順3 区切り線より下を「0」にするために、一つ下の位(上から2けた)を四捨五入するんだよ!
と話しました。
さらに、[ ]の位までのときと同じように、目印をつけて問題を解くように言いました。
手順4 目印をつける。
今回は、四捨五入する数字を丸で囲みました。
おそらく手軽だったからだと思います(笑)
その後、「ゼロを数えるのがめんどう〜」
というので、
「先に「0」が何個になるのか数えたら?」
と、勧めてみました!
息子にはよくあることなのですが、
同じような問題が続くと、
途中で指示が変わっても気がつかずに解いていること!
ありませんか?
みんなが100点を取れると言われたテストで、限りなく0点に近い点数を取ってきたのは、何を隠そうウチの息子です!
そんな悲しい思いをしないためにも、
問題を一度確認する、目印をつけるクセは、とっても大切だと思います。
最後に
「がい数」パニックは<はんい編>へと続きます!
いよいよ息子が一番苦しんだ「がい数のはんい」が登場です!!
ナセバナル!